(仮訳)インド、西ガーツ地方産のGonatophragmium属1新種
Singh, SK. et al., 2009. A new species of Gonatophragmium from Western Ghats, India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000110/00000001/art00022 [Accessed November 13, 2017].
【R3-04575】2017/11/14投稿

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3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州においてMaytenus rothianaの葉に壊死性病変を生じた菌を検討し、Gonatophragmium mayteniとして新種記載した。
本種は分生子がほぼ無色~帯オリーブ色の直線状で1隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは分生子柄や分生子の形態などが異なっていた。
India, Lingmala Falls, Mahabaleshwar, Maharashtra

(新種)

Gonatophragmium mayteni S.K. Singh, L.S. Yadav & P.N. Singh
語源…ハリツルマサキ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gonatophragmium epilobii
本種と異なりインドではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なりMaytenus rothianaではなくEpilobium ciliatumなどを宿主とする
本種より分生子柄の幅がずっと狭い
本種より分生子柄が薄壁
本種と異なり分生子形成部位の数が5-15でない
本種と異なり分生子がほぼ無色~淡い帯オリーブ色でない
本種と異なり分生子が棍棒形または円筒形でない
本種と異なり分生子の隔壁数が常に1ではなく0-1
Gonatophragmium obscurum
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子がほぼ無色~淡い帯オリーブ色ではなく淡い帯オリーブ色~淡い帯黄褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が常に1ではなく0–1(–3)
Gonatophragmium mori
本種と分生子の形状が異なる
本種と異なり分生子の隔壁数が常に1ではなく複数
Gonatophragmium mangiferae
本種と分生子の形状が異なる
本種と異なり分生子の隔壁数が常に1ではなく複数
Gonatophragmium kuanense
本種と分生子の形状が異なる
本種と異なり分生子の隔壁数が常に1ではなく複数