2017年6月12日 （仮訳）キウロコタケ属菌に生じたHyphodiscus属1新種 Pärtel, K. & Põldmaa, K., 2011. A new species of Hyphodiscus (Helotiales) on Stereum. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000115/00000001/art00004 [Accessed June 11, 2017]. 【R3-04108】2017/06/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ エストニア、カナリア諸島、メキシコにおいてキウロコタケ属菌の古い子実体に生じた菌を検討し、Hyphodiscus stereicolaとして新種記載した。 本種は子嚢盤がオリーブ色で帯灰緑色の毛を有し、子嚢胞子が比較的大型の楕円形であることなどで特徴づけられた。 本種は宿主の傘あるいは子実層面に生じ、腐朽した部位に好発すると見られた。 Estonia, Jõgeva Co., Puurmani Community, Alam-Pedja Nature Reserve, ca 50 m SW from the beginning of the Kirna hiking trail （新種） Hyphodiscus stereicola Raitv., Pärtel & K. Põldmaa 語源…キウロコタケ属に生息する 【よく似た種との区別】 Hyphodiscus viridipilosus 子嚢盤に緑色の毛を有する 子嚢胞子が楕円形 本種と異なりキウロコタケ属菌の子実体ではなく落葉樹の材に発生する 本種と異なり子嚢盤がオリーブ色ではなく黄褐色 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい