(仮訳)ブラジル、アマゾンの森林において水中に沈んだ葉に生じたMatsushimiella属1新種
Monteiro, JS. et al., 2015. A new species of Matsushimiella from submerged leaves in the Brazilian Amazon Forest. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000130/00000002/art00003 [Accessed August 2, 2019] 【R3-06458】2019/8/2投稿

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3行まとめ

ブラジル、パラー州において川に沈んだ葉に生じた菌を検討し、Matsushimiella paraensisとして新種記載した。
本種は分生子形成細胞が多出芽型でシンポジオ状に伸長し、分生子が黄金褐色の楕円形、長卵状、広長楕円形で2-4異隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種は属の基準種のM. queenslandicaとは、分生子の形態に基づき容易に区別された。
Brazil, Pará State, Belém, Parque Estadual do Utinga

(新種)

Matsushimiella paraensis J.S. Monteiro, Gusmão & R.F. Castañeda
語源…パラー産の
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【よく似た種との区別】
Matsushimiella queenslandica
腐朽葉に生じる
“separating cell”が円筒形
分生子の離脱様式が破裂的
本種と異なりブラジルではなくオーストラリアなどに分布する
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が黄金褐色ではなく淡褐色
本種と異なり分生子が楕円形、長卵状、広長楕円形ではなく倒卵形
本種と異なり分生子の異隔壁数が2-4ではなく1-3でほとんどの場合2