(仮訳)ニュージーランド南島産のMegalaria属地衣の新種
Fryday, AM. & Knight, A., 2014, A new species of Megalaria (Ramalinaceae, lichenized Ascomycota) from South Island, New Zealand. Australasian Lichenology. Available at: http://www.herbarium.msu.edu/Reprints/Australasian%20Lichenology/Megalaria.pdf [Accessed April 29, 2014].
【R3-00944】2014/07/27投稿

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3行まとめ

ニュージーランドのオロコヌイ・エコサンクチュアリーで採集された地衣を、Megalaria orokonuianaとして新種記載した。
本種はカヌカ (Kunzea ericoides) の樹皮に発生し、地衣体が粒状、裂芽状で子嚢胞子が比較的大型であることなどで特徴づけられた。
本種の子嚢胞子は (20-)25-30 × 12-14 μmで、類似の地衣体を持つ同属他種よりもずっと大きかった。
New Zealand, South Island, Dunedin, Orokonui Ecosanctuary

(新種)

Megalaria orokonuiana Fryday & A.Knight
語源…オロコヌイの
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【よく似た種との区別】
Megalaria spodophana
南半球に分布する
地衣体が粒状、裂芽状
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
Megalaria brodoana
地衣体の形態が類似している
本種と異なりニュージーランドではなく北米に分布する
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
Megalaria bengalensis
地衣体の形態が類似している
本種と異なりニュージーランドではなくインドに分布する
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい