2020年6月28日 (仮訳)ケニア産のMelanochaeta属1新種 Mugambi, GK. & Huhndorfz, SM. A new species of Melanochaeta from Kenya. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_60_0261-0266.pdf [Accessed June 28, 2020] 【R3-07450】2020/6/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ケニアで採集された材生息菌の一種を検討し、Melanochaeta taitensisとして新種記載した。 本種は子嚢胞子が強く屈曲し、3隔壁を有することなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは子嚢胞子および分生子の色、形状、隔壁数などが異なっていた。 Kenya, Coast Province, Taita-Taveta District, Taita Hills, Ngangao forest reserve (新種) Melanochaeta taitensis Mugambi & Huhndorf 語源…タイタ(ヒルズ)産の 【よく似た種との区別】 Melanochaeta hemipsila ケニアに分布する 材に生息する 分生子の末端細胞が無色 分生子が円筒形 分生子の隔壁数が5 nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく5 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Melanochaeta aotearoae 子嚢胞子の隔壁数が3 nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢胞子が強く屈曲するのではなく紡錘形で直線状 本種と異なり分生子の隔壁数が5ではなく1-2 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Melanochaeta garethjonesii 本種と異なり子嚢胞子が隔壁部分で僅かに狭窄する 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく主に4 本種と異なり分生子の隔壁数が5ではなく主に1 Melanochaeta daemonoropsis 本種より子嚢果のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が同色