2017年10月24日 (仮訳)ヨウシュヤマゴボウの葉および茎に壊死を引き起こすMycosphaerella属新種 Lima, BV., Barreto, RW. & Soares, DJ. 2009. A new species of Mycosphaerella associated with foliage and stem necrosis on Phytolacca americanae. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2009/00000108/00000001/art00040 [Accessed October 24, 2017]. 【R3-04512】2017/10/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルにおいてヨウシュヤマゴボウに生じた菌を検討し、Mycosphaerella americanaeとして新種記載した。 本種は宿主の茎および葉に壊死を引き起こした。 本種のアナモルフはSeptoria属、スペルマチア世代はAsteromella属であった。 Brazil, Rio de Janeiro, Nova Friburgo (新種) Mycosphaerella americanae B.V. Lima, R.W. Barreto & D.J. Soares 語源…ヨウシュヤマゴボウ (Phytolacca americana) の 【よく似た種との区別】 Mycosphaerella circe 同じヤマゴボウ属植物を宿主とする 本種と異なりブラジルではなくイタリアなどに分布する 本種と異なりヨウシュヤマゴボウではなくPhytolacca decandraなどを宿主とする 本種より子嚢胞子の幅が広い Septoria phytolaccae 同じヤマゴボウ属植物を宿主とする 本種と異なりブラジルではなくイタリアなどに分布する 本種と異なりヨウシュヤマゴボウではなくPhytolacca decandraなどを宿主とする 本種と異なり有性世代が知られていない 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い Septoria pamparum 同じヤマゴボウ科植物を宿主とする 本種と異なりブラジルではなくアルゼンチンなどに分布する 本種と異なりヨウシュヤマゴボウではなくPircunia dioicaなどを宿主とする 本種と異なり有性世代が知られていない 本種より分生子のサイズが小さい Septoria patouillardii 同じヤマゴボウ属植物を宿主とする 本種と異なりブラジルではなくエクアドルなどに分布する 本種と異なり有性世代が知られていない 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子の隔壁数が1-5ではなく1-3 Septoria rivinae 同じヤマゴボウ科植物を宿主とする 本種と異なりブラジルではなく中米などに分布する 本種と異なりヨウシュヤマゴボウではなくRivina octandraなどに分布する 本種と異なり有性世代が知られていない 本種より分生子が長い