2018年2月27日 （仮訳）中国の青海-チベット盆地に産したトリハダゴケ属地衣の1新種 Sun, Z-S. & Zhao, Z-T., 2018. A new species of Pertusaria (Pertusariaceae, Ascomycota) from Qinghai-Tibet Plateau of China. Phytotaxa. Available at: https://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.333.1.13 [Accessed February 27, 2018]. 【R3-04892】2018/2/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国で採集された地衣の一種を検討し、Pertusaria tibetensisとして新種記載した。 本種は子器盤が帯桃色、子嚢が単胞子性で、ノルスチクチン酸を含むことなどで特徴づけられた。 本種は類似する同属他種とは子器盤の色、子嚢の胞子数、子嚢胞子の形態などで区別された。 中国チベット自治区ニンティ地区魯朗鎮色季拉国家森林公園 （新種） Pertusaria tibetensis Z.S. Sun 語源…チベット産の 【よく似た種との区別】 Pertusaria submultipuncta 地衣体の疣が類似している 地衣成分としてノルスチクチン酸を含む 本種と異なり子器盤が帯桃色でない 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい 本種と異なり子嚢胞子の壁が平滑 本種と異なり子嚢胞子の壁が二重である Pertusaria sanguinolenta 本種と異なり子器盤に粉霜を伴わない 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Pertusaria wangii 中国に分布する 本種より地衣体が厚い 本種と異なり子嚢が単胞子性ではなく8胞子性