(仮訳)Ziziphus mauritianaに褐斑病を引き起こすPhomopsis属新種
Yuan, G-Q. et al., 2008. A new species of Phomopsis causing brown spot of Ziziphus mauritiana. Mycosystema. Available at: http://manu40.magtech.com.cn/Jwxb/EN/abstract/abstract2085.shtml [Accessed October 5, 2017].
【R3-04454】2017/10/5投稿

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3行まとめ

中国、広西チワン族自治区においてZiziphus mauritianaの葉に褐斑病を引き起こした菌を検討し、Phomopsis mauritianaとして新種記載した。
本種は分生子果が類球形で、α分生子が楕円形または槍形であることなどで特徴づけられた。
本種の形質を同じナツメ属植物を宿主とする本属菌と比較し、表にまとめた。
中国広西チワン族自治区南寧市

(新種)

Phomopsis mauritiana G.Q.Yuan & J.G.Wei
語源…Ziziphus mauritiana
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【よく似た種との区別】
Phomopsis natsume
同じZiziphus mauritianaを宿主とする
宿主の葉および枝に生じる
α分生子のサイズの範囲が重なる
本種と異なりZiziphus vulgarisが宿主として知られている
本種より分生子果のサイズが大きい
本種よりフィアライドの幅が広い
本種と異なりβ分生子が知られていない
Phomopsis ziziphina
同じナツメ属植物を宿主とする
本種と異なりZiziphus mauritianaではなくZ. oenopliaなどを宿主とする
本種と異なり宿主の葉および枝ではなく茎に生じる
本種より分生子果のサイズが大きい
本種よりフィアライドのサイズが大きい
本種よりα分生子が長い
本種よりβ分生子の幅が広い
Phomopsis ziziphicola
同じナツメ属植物を宿主とする
本種と異なりZiziphus mauritianaではなくナツメなどを宿主とする
本種と異なり宿主の葉および枝ではなく茎に生じる
本種より分生子果のサイズが大きい
本種と異なり分生子果が類球形ではなく扁三角形
本種よりフィアライドのサイズが大きい
本種よりα分生子が長い
本種よりα分生子の幅が狭い
本種と異なりα分生子が楕円形または槍形ではなく紡錘形
本種と異なりβ分生子が知られていない