2022年6月22日 （仮訳）日本においてヨシ属植物の葉から分離されたPhomopsis属アナモルフを有するPlagiostoma属1新種 Okada, M. & Katumoto, K. 2000. A new species of Plagiostoma (Ascomycota-Diaporthales) with a Phomopsis anamorph isolated from Phragmites leaves in Japan. Mycoscience. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1340354000712861 [Accessed June 22, 2022] 【R3-09624】2022/6/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 滋賀・大阪・京都においてヨシとセイタカヨシの葉から分離された菌を検討し、Plagiostema phragmiticolaとして新種記載した。 本種は子嚢殻が単生し、側方および斜めに嘴が突出し、子嚢と子嚢胞子が比較的小型であることなどで特徴づけられ、帯線は形成しなかった。 本種は培養下でPhomopsis属アナモルフを形成した。 京都府八幡市 淀川 （新種） Plagiostoma phragmiticola Mi. Okada & Katumoto 語源…ヨシ属に生息する 【よく似た種との区別】 Plagiostoma conradii 本種と異なりヨシおよびセイタカヨシではなくHudsonia属植物などに生じる 本種と異なり子嚢の形状が細長いという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子の形状が細長いという特徴を欠く Plagiostoma devexum 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢の形状が同一 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子の形状が同一 本種と異なりヨシおよびセイタカヨシではなくミチヤナギ属およびスイバ属植物などに生じる 本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく剛毛状