2021年4月5日 （仮訳）北米中部の草地に産したReichlingia属1新種 Morse, CA. & Ladd, D. 2021. A new species of Reichlingia (Arthoniaceae) from the grasslands of central North America. The Bryologist. Available at: https://bioone.org/journals/the-bryologist/volume-124/issue-1/0007-2745-124.1.033/—-Custom-HTML—-A/10.1639/0007-2745-124.1.033.short [Accessed April 4, 2021] 【R3-08293】2021/4/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 米国オクラホマ州の草地で採集された岩上生地衣の一種を検討し、Reichlingia americanaとして新種記載した。 Reichlingia属地衣の北米からの報告は初となった。 本属地衣の検索表を掲載した。 USA, Oklahoma, Osage Co., ca. 13.3–13.8 mi N, 0.25–1 mi E of Pawhuska, Osage Wildlife Management Area, Western Wall Unit, NW part （新種） Reichlingia americana C.A.Morse & Ladd 語源…アメリカの 【よく似た種との区別】 Reichlingia virginea 子嚢胞子が類石垣状 スポロドキアを欠く 本種と異なり米国ではなくタンザニアなどに分布する 本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である 本種と異なり子嚢胞子の末端細胞が膨大するという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5×0-1 本種と異なり地衣成分として2′-O-メチルペルラトリン酸ではなくペルラトリン酸および未知のキサントン類を含む Arthothelium evanescens 岩上生地衣である 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分の種類が異なる Arthothelium diffluens 岩上生地衣である 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分の種類が異なる Arthothelium feuereri 岩上生地衣である 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分の種類が異なる Arthothelium halophilum 岩上生地衣である 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分の種類が異なる Allarthothelium elliottii 岩上生地衣である 本種と異なり米国ではなくドミニカ共和国に分布する 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が類石垣状ではなく石垣状 本種と異なり共生藻がスミレモ属類似ではなくトレボウクシオイド Arthothelium desertorum 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium galapagoense 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium miesii 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium pacificum 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium saxicolum 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium spilomatoides 岩上生地衣である 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子が類石垣状 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる Arthothelium impolitellum 子嚢胞子の横隔壁数が類似している 本種と異なり米国ではなくインドに分布する 本種より子実層が薄い 本種と異なり子実下層が褐色 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の近位細胞が縦に分割する Arthothelium ramosum 子嚢胞子の横隔壁数が類似している 本種と地衣成分が異なる Arthothelium fuscoroseum 子嚢胞子の横隔壁数が類似している 本種と地衣体の色素が異なる Arthonia leucastraea 北米に分布する 子嚢胞子の末端細胞が膨大する 子嚢胞子が類石垣状 本種と子器の形態が異なるとみられる 本種と異なり子実下層が暗褐色 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子の横隔壁数が(2–)3(–4)ではなく4