(仮訳)フランス産の糞生Schizothecium属菌の1新変種
Doveri, F. & Coué, B., 2008. A new variety of coprophilous Schizothecium from France. Documents Mycologiques. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Francesco_Doveri/publication/278322652_A_new_variety_of_coprophilous_Schizothecium_from_France/links/557f0c8808ae26eada8f5104.pdf [Accessed February 27, 2017].
【R3-03793】2017/02/27投稿

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3行まとめ

フランスから新変種Schizothecium curvuloides var. megasporumを記載した。
本変種はアナウサギの糞に発生し、基本種より子嚢胞子が大型であった。
また、Schizothecium属をPodospora属とは別属と考え、Podospora vratislaviensisSchizothecium属に移した。
France, Coudré, Clussais la Pommeraie

(新変種)

Schizothecium curvuloides var. megasporum Doveri & Coué
語源…大きな胞子の
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【よく似た種との区別】
Schizothecium curvuloides
ヨーロッパに分布する
ウサギの糞に発生する
本変種と異なりフランスではなくブラジル、オセアニア、アジア、東アフリカ、中米、南米、スペイン、スコットランドなどに分布する
本変種と異なりウシ、ウォンバット、カンガルー、ウマ、ヤギ、ヒツジ、ロバ、リャマ、アルパカ、シカの糞などを基質とすることがある
本変種より子嚢胞子のサイズが小さい

(新組み合わせ)

Schizothecium vratislaviense (Alf. Schmidt) Doveri & Coué
旧名:Podospora vratislaviensis (Alf. Schmidt) Doveri
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