(仮訳)豊胸手術後の患者から分離された稀な真菌、Quambalaria cyanescens – 環境由来のコンタミ菌か、病原菌か?
Fan, X. et al., 2014. A Rare Fungal Species, Quambalaria cyanescens, Isolated from a Patient after Augmentation Mammoplasty – Environmental Contaminant or Pathogen? PLOS ONE. Available at: https://doi.org/10.1371/journal.pone.0106949 [Accessed May 22, 2018].
【R3-05148】2018/5/23投稿

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3行まとめ

中国において豊胸手術11年後に感染で入院した43歳女性から分離された稀な菌、Quambalaria cyanescensを報告した。
本種は当初、CHROMagar培地におけるコロニーの色合いから、Candida tropicalisと誤同定された。
本種は5-フルシトシンおよび全てのエキノキャンディン類に対して高いMICを示した一方、アムホテリシンBおよびアゾール類に感受性を示した。

(その他掲載種)

Quambalaria cyanescens (de Hoog & G.A. de Vries) Z.W. de Beer, Begerow & R. Bauer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Candida tropicalis
本種と表現型が類似している(誤同定された例がある)
CHROMagar培地37°Cでのコロニーが暗青色