(仮訳)ブラジルのアマゾンにおけるEntoloma azureovirideの2番目の記録
Wartchow, F. & Braga-Neto, R. 2019. A second record of Entoloma azureoviride (Agaricales, Basidiomycota) from Brazilian Amazon. Hoehnea. Available at: http://www.scielo.br/pdf/hoehnea/v46n1/2236-8906-hoehnea-46-01-e642018.pdf [Accessed April 11, 2019] 【R3-06117】2019/4/11投稿

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3行まとめ

ブラジルのアマゾンで採集されたEntoloma azureovirideを報告した。
これは本種の2番目の報告であったが、本種のホロタイプ標本を再検討したところ、原記載の記述との食い違いが見出された。
記載文を掲載したほか、本種の傘実質が特有の構造であることを新たに記述した。

(その他掲載種)

Entoloma azureoviride E. Horak & Singer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Entoloma virescens(ソライロタケ)
子実体が青色を帯びる
本種と異なりブラジルではなく日本、パプアニューギニア、ニュージーランド、マレー、スリランカ、マダガスカルなどに分布する
Entoloma hochstetterii
子実体が青色を帯びる
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり縁シスチジア頂部が絞扼状~嘴状
Entoloma altissimum
子実体が青色を帯びる
本種と異なりブラジルではなくシンガポール、サバ、パプアニューギニア、マダガスカルなどに分布する
本種より柄が長い
本種と異なり縁シスチジアが狭棍棒形~棍棒形ではなく類棍棒形~円筒形
Entoloma subaltissimum
子実体が青色を帯びる
本種と異なりブラジルではなく中国などに分布する
本種と異なり傘が緑色~トルコ石色を帯びる淡青色~濃青色
本種と異なり襞が青色
本種と異なり襞が傷つくとさび褐色に変色する
本種と異なり襞の間隔が疎
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が類正方形~正方形
本種より縁シスチジアのサイズが大きい
本種と異なり縁シスチジアが狭棍棒形~棍棒形ではなく広棍棒形
Entoloma mengsongense
子実体が青色を帯びる
本種と異なりブラジルではなく中国などに分布する
本種より担子胞子のサイズが常に小さい