(仮訳)南アフリカの自生種Rapanea melanophloeosに激甚な潰瘍病を起こす新属新種Immersiporthe knoxdaviesiana
Chen, S-F. et al., 2012. A serious canker disease caused by Immersiporthe knoxdaviesiana gen. et sp. nov. (Cryphonectriaceae) on native Rapanea melanophloeos in South Africa. Plant Pathology. Available at: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1365-3059.2012.02671.x/full [Accessed November 17, 2013].
【R3-00007】2013/11/20投稿

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3行まとめ

南アフリカの西ケープ地域で、ヤブコウジ科樹木の一種、Rapanea melanophloeosの幹に激甚な潰瘍病が発生した。
潰瘍の部分に菌類の子実体が見られ、形態学的検討および分子系統解析の結果を基に、新属新種Immersiporthe knoxdaviesianaとして記載した。
接種試験を行ったところ、本種はRapanea melanophloeosに対して病原性を有しており、コッホの原則を満たすことが確かめられた。
Harold Porter National Botanical Garden, Betty’s Bay, Western Cape Province, South Africa

(新種)

Immersiporthe knoxdaviesiana S.F. Chen, M.J. Wingf., & Jol. Roux
語源…(属名)埋生する破壊者/(種小名)植物病理学者のKnox-Davies教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Microthia havanensis
LSUおよびBT遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
分生子のサイズが本種より小さい
LSUおよびBT遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holocryphia eucalypti
分生子のサイズが本種より小さい
LSUおよびBT遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される