2022年10月1日 (仮訳)中央アフリカにおいてCeratocystis fimbriataによって引き起こされるユーカリ属樹木の深刻な新規の萎凋病 Roux, J. et al., 2000. A serious new wilt disease of Eucalyptus caused by Ceratocystis fimbriata in Central Africa. Forest Pathology. Available at: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1046/j.1439-0329.2000.00202.x [Accessed October 1, 2022] 【R3-09925】2022/10/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ コンゴ共和国においてユーカリに発生した萎凋病を調査し、原因菌をCeratocystis fimbriataと同定した。 分子系統解析でコンゴ共和国由来菌株はブラジル、南米、ヨーロッパ産の本種菌株とグループを形成した。 本種の病原性はユーカリの若木に対する接種試験により確かめられ、本種のアフリカにおけるユーカリに対する病原菌としての報告は初となった。 (その他掲載種) Ceratocystis fimbriata Ellis & Halsted 【よく似た種との区別】 Ceratocystis eucalypti 同じユーカリ属樹木を宿主とする ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり宿主に対する病原性が知られていない 本種と異なり子嚢胞子が非常に大型 本種と異なり子嚢胞子が帽子形ではなく長紡錘形 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される