2022年1月31日 (仮訳)ベラルーシ産のAcarospora fuscataおよびA. umbilicata Knudsen, K. et al., 2022. Acarospora fuscata and A. umbilicata (Acarosporaceae, Ascomycota) in Belarus. Botanicheskii Zhurnal. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Kerry-Knudsen/publication/357810093_ACAROSPORA_FUSCATA_AND_A_UMBILICATA_ACAROSPORACEAE_ASCOMYCOTA_IN_BELARUS/links/61e061315779d35951a62868/ACAROSPORA-FUSCATA-AND-A-UMBILICATA-ACAROSPORACEAE-ASCOMYCOTA-IN-BELARUS.pdf [Accessed January 31, 2022] 【R3-09196】2022/1/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベラルーシ産のジロホール酸を含有するAcarospora属地衣の標本を再検討した。 A. fuscataとA. umbilicataの2種を記録し、両種の形質、生態、および分布について議論した。 後者のベラルーシの7箇所からの報告により、本種の既知の分布域は東欧に拡大した。 (その他掲載種) Acarospora fuscata (Schrader) Arnold ホウネンゴケ 【よく似た種との区別】 Acarospora squamulosa 形態的に類似している(この種に同定された例がある) 地衣成分としてジロホール酸を含む 本種と異なりベラルーシにおける分布が知られていない 本種と異なり子器が大型 本種と異なり子器盤が小皺状 本種より果殻側壁部の幅が広い Acarospora umbilicata ベラルーシに分布する 形態的に類似している(誤同定の例がある) 本種と異なり地衣体が小区画状で縁部が裂けるのではなく通常鱗片状で縁部が小裂片状 分子系統解析で近縁でない(未発表) (東欧、ベラルーシ新産種) Acarospora umbilicata Baglietto 【よく似た種との区別】 Acarospora fuscata(ホウネンゴケ) ベラルーシに分布する 形態的に類似している(誤同定の例がある) 本種と異なり地衣体が通常鱗片状で縁部が小裂片状なのではなく小区画状で縁部が裂ける 分子系統解析で近縁でない(未発表) Acarospora versicolor 珪質岩に生じる 形態的に類似している(本種の地衣体の小区画が小裂片状ではない時に誤同定されうる) 本種と異なり地衣成分を含まない