(仮訳)ブルガリア新産種、Agaricus chionodermus Pilát
Lacheva, MN., 2014. Agaricus chionodermus Pilát, a species new to Bulgaria. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2014.019 [Accessed February 20, 2017].
【R3-03772】2017/02/20投稿

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3行まとめ

ブルガリア新産種としてAgaricus chionodermusを報告した。
本種はプロヴディフ州の川沿いの草地において2004年、2010年、および2011年に見出された。
本種の記載文とともに、生態および分布などに関する情報を掲載した。

(ブルガリア新産種)

Agaricus chionodermus Pilát
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Agaricus arvensis(シロオオハラタケ)
ヨーロッパに分布する
子実体の形態がほぼ同一
本種と異なりヨーロッパにおいて稀産種ではなく普通種である
本種と異なり林縁または林内草地の塩基性~中性または砂質土壌ではなく腐植質に富んだ草地に発生する
本種と異なり傘が通常雪白色
本種と異なりつばが幅広い
本種と異なりつばが絹状
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なり縁シスチジアが棍棒形~円筒状瓶形ではなく円形
Agaricus nivescens
本種と異なり塩基性~中性または砂質土壌ではなく主に石灰質土壌の草地に発生する
本種より子実体のサイズが小さい
本種と異なり子実体に特別な臭いがないかごく微かなアーモンド臭があるのではなくアーモンド臭および菌臭がある
本種より担子胞子のサイズが小さい