(仮訳)ノルウェー本土新産種、Agonimia globulifera
Olsen, O., Haug, S. & Nordén, B. 2019. Agonimia globulifera new to mainland Norway. Graphis Scripta. Available at: https://brage.bibsys.no/xmlui/bitstream/handle/11250/2582606/Nord%C3%A9nAgonimia+globulifera+Graphis+scripta2019hybrid.pdf?sequence=1 [Accessed May 5, 2019] 【R3-06191】2019/5/5投稿

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3行まとめ

ノルウェー、ソグン・オ・フィヨーラネ県で採集されたAgonimia globuliferaをノルウェー本土新産種として報告した。
本種は従来ヨーロッパ諸国やスヴァールバル諸島における分布が知られ、ノルウェー本土においては浜辺の貝殻砂の上のコケに発生していた。
本種は地衣体上に光沢のある不稔の小球を伴うことなどで特徴づけられた。

(ノルウェー本土新産種)

Agonimia globulifera M. Brand & Diederich
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Agonimia gelatinosa
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子嚢胞子のサイズが類似している
本種と異なり地衣体がいくぶん連続的
本種と異なり地衣体上に光沢のある不稔の小球を伴うという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子の視認される細胞数が42–55ではなく16-30
Polyblastia nordinii
コケ生地衣である
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり地衣体がいくぶん連続的
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の視認される細胞数が42–55ではなく17-21
Polyblastia bryophila
コケ生地衣である
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり地衣体がいくぶん連続的
本種より子嚢胞子が短い
本種と異なり子嚢胞子の視認される細胞数が42–55ではなく25-36