(仮訳)アルゼンチンにおいてPolylepis australisに生じた新種、Aleurocystis gloeocystidiata
Rajchenberg, M. & Robledo, G. 2005. Aleurocystis gloeocystidiata sp. nov. on Polylepis australis in Argentina. Mycotaxon. Available at: https://ri.conicet.gov.ar/bitstream/handle/11336/29254/CONICET_Digital_Nro.795bee71-2203-45b7-b423-6b583ac42fe4_A.pdf [Accessed January 27, 2020] 【R3-06991】2020/1/27投稿

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3行まとめ

アルゼンチンにおいてPolylepis australisの生きた小枝に生じた菌を検討し、Aleurocystis gloeocystidiataとして新種記載した。
本種は子実体が盤状~杯状、担子胞子が楕円形、シスチジアがメチュロイド、生殖菌糸にクランプを欠き、骨格菌糸シスチジアに結晶を伴うことなどで特徴づけられた。
本種は同属の既知の2種とはメチュロイドの形状や樹枝状糸状体を欠く点などが異なっていた。
Argentina, Córdoba, Parque Nacional Quebrada del Condorito

(新種)

Aleurocystis gloeocystidiata Rajchenb. & Robledo
語源…グレオシスチジアの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Aleurocystis habgallae
メチュロイドを有する
本種と異なりアルゼンチンのみではなく汎世界的に分布するとみられる
本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広卵形
本種と異なりシスチジアがほとんどの場合円筒形で時に錐状なのではなく紡錘形~円錐形
本種と異なり樹枝状糸状体を有する
本種と異なり無性世代が知られている
Aleurocystis magnispora
南米に分布する
メチュロイドを有する
本種と異なりアルゼンチンではなくコロンビア、ジャマイカ、ブラジルなどに分布する
本種と異なり子実体が基質に広く付着する
本種より子実体のサイズが融合して大きくなることがある
本種と異なりシスチジアがほとんどの場合円筒形で時に錐状なのではなく錐状~円錐形
本種と異なり樹枝状糸状体を有する