2015年11月19日 (仮訳)デンマークにおいてセイヨウミザクラの核果から分離された新種Alternaria cerasidanica Roberts, RG., Reymond, ST. & Andersen, BA., 2010. Alternaria cerasidanica sp. nov., isolated in Denmark from drupes of Prunus avium. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000111/00000001/art00026 [Accessed November 18, 2015]. 【R3-02393】2015/11/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ デンマークにおいてセイヨウミザクラの未熟な核果から分離された菌を検討し、Alternaria cerasidanicaとして新種記載した。 本種は培養性状および分生子などの形態を基にA. infectoria種群に含められた。 同種群への所属はRAPD、RAMS、およびAFLP分析の結果からも支持された。 Skælskør, Denmark (新種) Alternaria cerasidanica R.G. Roberts 語源…デンマークのサクラの 【よく似た種との区別】 Alternaria photistica 分生子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり分生子がオリーブ褐色ではなく藁色~帯灰橙色 本種と異なり分生子の遠位末端がピラミッド状に急に細まるのではなくしばしば緩やかに先細りになり鈍頭 本種と異なり分生子の装飾が粗い点状ではなく平滑~微細な小粒状 本種より分生子の隔壁が厚くならない 本種より分生子の隔壁が淡色 本種と異なり分生子の一部が短い二次分生子柄を生じることがある Alternaria avenicola 本種と異なりデンマークではなくノルウェーなどに分布する 本種と異なりセイヨウミザクラではなくエンバクなどを宿主とする 本種より分生子の幅が広い RAPD、RAMS、およびAFLP分析の結果を組み合わせたクラスター分析で区別される Alternaria triticicola 本種より分生子の幅が広い