(仮訳)ヒマワリの痩果から分離された新種、Alternaria roseogrisea
Roberts, RG. 2008. Alternaria roseogrisea, a new species from achenes of Helianthus annuus (sunflower). Mycotaxon. Available at: https://pubag.nal.usda.gov/pubag/downloadPDF.xhtml?id=14572&content=PDF [Accessed March 18, 2019].
【R3-06046】2019/3/18投稿

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3行まとめ

米国においてヒマワリの痩果から分離された菌を検討し、Alternaria roseogriseaとして新種記載した。
本種は以前の調査で桃色のAlternaria sp. 2と呼ばれ、RAPD、RAMS、およびAFLP分析によりA. infectoria種群に含まれることが明らかになっていた。
本種は6% NaCl-トマトジュース培地でのコロニーが帯灰桃色であり、分生子がごく小型でしばしば1-2細胞からなることなどで特徴づけられた。
Athens, GA

(新種)

Alternaria roseogrisea R.G. Roberts
語源…ばら灰色(PCA培地でのコロニーの色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Alternaria incomplexa
同じAlternaria incomplexa種群に含まれる
分生子が本属菌としては比較的小型
最小の分生子の隔壁数の範囲が重なる
本種と異なり一次分生子柄が気生菌糸ではなく表在または亜表在の菌糸から生じる
本種より分生子のサイズが大きい
本種より分生子が楕円形に近い
Alternaria arbusti
本種より分生子柄の分枝パターンが単純である
本種より分生子のサイズが大きい
本種より分生子ががっしりとしている