(仮訳)イタリア産のClematis vitalbaを宿主とする興味深い新規レンティテシウム科菌類
Wanasinghe, DN. et al., 2014. An exciting novel member of Lentitheciaceae in Italy from Clematis vitalba. Cryptogamie, Mycologie. …. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v35.iss4.2014.323 [Accessed June 21, 2015].
【R3-01941】2015/06/22投稿

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3行まとめ

イタリアにおいてClematis vitalbaの茎に発生した腐生菌を検討し、新属新種Murilentithecium clematidisとして記載した。
本種は子嚢果に厚い殻皮と短い頸部を有し、子嚢胞子が石垣状でその中央の細胞に縦隔壁を有し、末端細胞が淡色である点などで特徴づけられた。
単胞子分離を行い、培養下でstagonospora型またはdendrophoma型アナモルフの形成を認めた。
Italy, Arezzo Province, Badia Tega, Ortignano Raggiolo

(新種)

Murilentithecium clematidis Wanasinghe, E. Camporesi, E.B.G. Jones & K.D. Hyde
語源…(属名)石垣状+Lentithecium属/(種小名)センニンソウ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lentithecium lineare
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードbに含まれる)
本種と形態的に異なる
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Keissleriella genistae
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードbに含まれる)
本種と形態的に異なる
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Keissleriella rara
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードbに含まれる)
本種と形態的に異なる
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Keissleriella cladophila
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードbに含まれる)
本種と形態的に異なる
nrLSU+nrSSU+EF1-α+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される