(仮訳)新種Anthracoidea eburneae
Denchev, CM. & Denchev, TT., 2011. Anthracoidea eburneae, sp. nov. (Anthracoideaceae). Mycologia Balcanica. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Cvetomir_Denchev/publication/286623409_Anthracoidea_eburneae_sp_nov_Anthracoideaceae/links/566c4e1c08aea0892c4fb906/Anthracoidea-eburneae-sp-nov-Anthracoideaceae.pdf [Accessed July 12, 2017].
【R3-04199】2017/07/12投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

カナダにおいてCarex eburneaに発生した黒穂菌の一種を検討し、Anthracoidea eburneaeとして新種記載した。
本種は同じスゲ属Albae節の種を宿主とするA. caricis-albaeとは黒穂胞子の形態が大きく異なっていた。
この差異はVánkyのモノグラフで言及されていたが、本研究で収蔵標本を基にその観察結果が確かめられた。
Canada, British Columbia, Alaska Highway, Mile 431, along Toad River

(新種)

Anthracoidea eburneae Denchev & T. Denchev
語源…Carex eburnea
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Anthracoidea caricis-albae
同じスゲ属Albae節の植物を宿主とする
本種と異なりカナダではなくスイスなどに分布する
本種と異なりCarex eburneaではなくC. albaおよびC. ussuriensisを宿主とする
本種より黒穂胞子のサイズが大きい
本種と異なり黒穂胞子の形状が規則的ではなく非常に不規則
本種と異なり黒穂胞子の突起が小型ではなく顕著
本種より黒穂胞子が厚壁
本種と異なり黒穂胞子内面の膨大部の数が1-4ではなく1または2