(仮訳)メキシコ、ベラクルス州の雲霧林に産した新種Architrypethelium barrerae
Guzmán-Guillermo, J. & Régulo Carlos, L-H. 2021. Architrypethelium barrerae sp. nov. from a cloud forest in Veracruz, Mexico. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2022/00000136/00000004/art00006 [Accessed March 3, 2022] 【R3-09289】2022/3/3投稿

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3行まとめ

メキシコ、ベラクルス州の雲霧林において樹皮生微小地衣を採集し、Architrypethelium barreraeとして新種記載した。
本種は子嚢が2胞子性、皮層がUV+黄色で偽子座にK+黄色~暗赤色の色素を含むことなどで特徴づけられた。
本種はリケキサントンを含む点でA. hyalinumと共通していたが、子嚢あたりの胞子数や子嚢胞子のサイズ、色素の有無などが異なっていた。
México, Veracruz. Municipio de Xalapa, Parque Ecológico ‘El Haya’

(新種)

Architrypethelium barrerae Guzm.-Guill. & Llar.-Hern.
語源…Clementina Barrera-Bernal博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Architrypethelium hyalinum
地衣成分としてリケキサントンを含む
本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく4-8胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なりK+黄色~暗赤色の色素を偽子座に含むという特徴を欠く