(仮訳)タイ北部においてSchizostachyum brachycladumに生じた新種Arthrinium bambusicola
Tang, X. et al., 2020. Arthrinium bambusicola (Fungi, Sordariomycetes), a new species from Schizostachyum brachycladum in northern Thailand. Biodiversity Data Journal. Available at: https://bdj.pensoft.net/article/58755/ [Accessed November 22, 2021] 【R3-08988】2021/11/22投稿

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3行まとめ

タイ、チエンラーイ県においてSchizostachyum brachycladumの稈に発生した菌を検討し、Arthrinium bambusicolaとして新種記載した。
本種は分生子が褐色で不規則円形~卵形、外縁に単色の微細な溝を有することなどで特徴づけられた。
本種はタイから報告された7番目のArthrinium属菌となり、タケに関連する種としては6番目となった。
Mae Fah Luang University, Chiang Rai, Thailand

(新種)

Arthrinium bambusicola X. Tang, K.D. Hyde & J.C. Kang
語源…タケに生息する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Arthrinium gutiae
アジアに分布する
ITS+nrLSU+TEF1+TUB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイではなくインドなどに分布する
本種と異なりSchizostachyum brachycladumの稈ではなくバッタの腸内などから分離される
本種より分生子形成細胞のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が不規則円形~卵形ではなく球形
本種と異なり分生子表面が小滴状~粗面ではなく平滑
ITS+nrLSU+TEF1+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される