(仮訳)中国海南省産の新種Aschersonia conica
Qiu, J-Z. et al., 2011. Aschersonia conica sp. nov. (Clavicipitaceae) from Hainan Province, China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000118/00000001/art00038 [Accessed February 14, 2022] 【R3-09238】2022/2/14投稿

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3行まとめ

中国海南省においてコナジラミ科昆虫に発生した寄生菌の一種を検討し、Aschersonia conicaとして新種記載した。
本種は子座が類白色~淡黄色円錐形で孔口の開口部が広く、分生子形成細胞が柵状、分生子が紡錘形であることなどで特徴づけられた。
本種は既知の2種に子座の形状が類似していたが、担子胞子のサイズや形状、側糸の有無などが異なっていた。
中国海南省東方市尖峰嶺国家級自然保護区

(新種)

Aschersonia conica Jun Z. Qiu, Y.B. Su & C.S. Weng
語源…円錐形の(子座の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Aschersonia turbinata
子座の形状が類似している
本種と異なり粘液を大量に生成する
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が紡錘形ではなく卵状
本種と異なり側糸を欠く
Aschersonia juruensis
子座の形状が類似している
本種と異なり子座がクッション形で側面が傾斜し凸状になる
本種より子座あたりの分生子果の数が多い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が紡錘形ではなく便腹形で両端が尖る
本種と異なり側糸を欠く