(仮訳)タイ南部産の新種、Aschersonia narathiwatensis
Mongkolsamrit, S. et al., 2014. Aschersonia narathiwatensis sp. nov. from southern Thailand. Mycotaxon. Available at: https://doi.org/10.5248/129.33 [Accessed November 21, 2018] 【R3-05698】2018/11/22投稿

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3行まとめ

タイ、ナラーティワート県においてコナジラミの幼虫に発生した菌を検討し、Aschersonia narathiwatensisとして新種記載した。
本種は子座が褐色~暗褐色、円形扁平盤状であり、子嚢胞子が断片化しないことなどで特徴づけられた。
本新種とタイ産同属他種3種との形質比較表を掲載した。
Thailand, Narathiwat Province, Headquarter Trail, Hala-Bala Wildlife Sanctuary

(新種)

Aschersonia narathiwatensis Mongkols., Khonsanit, & Luangsa-ard
語源…ナラーティワート産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Aschersonia calendulina
タイに分布する
子座が扁平盤状
子嚢のサイズの範囲が重なる
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子座が褐色~暗褐色ではなく鮮橙色
本種より子嚢胞子が長い
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Aschersonia luteola
タイに分布する
子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子座が褐色~暗褐色ではなく黄色
本種と異なり子座が扁平盤状ではなく盤状~鋲形
本種より子嚢のサイズが小さい
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Aschersonia samoensis
タイに分布する
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子座が褐色~暗褐色ではなくさび橙色
本種と異なり子座が扁平盤状ではなく盤状~鋲形
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子の幅が広い
nrLSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される