(和文題名)ビョウタケ目ビョウタケ科の日本新産種ダイセンニカワブドウタケ(新称)について
Nagasawa, E., Yonezawa, T. & Nakagiri, A. 2019. Ascotremella faginea (Helotiales, Helotiaceae) new to Japan. Reports of The Tottori Mycological Institute. Available at: https://www.kinokonet.com/result/thesis/ronbun/upload_images/%E8%8F%8C%E8%95%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%80%8049%E5%8F%B7_2019.pdf [Accessed April 22, 2020] 【R3-07251】2020/4/22投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

鳥取県大山のブナ林から日本新産種としてAscotremella fagineaを報告し、新称和名ダイセンニカワブドウタケを与えた。
本種の報告はアジアでは千島列島、トルコに次ぐものであり、日本からのAscotremella属菌の報告は初となった。
子実体の写真、子嚢胞子のSEM写真、顕微鏡的形質のスケッチなどを掲載した。

(日本新産種)

Ascotremella faginea (Peck) Seaver
ダイセンニカワブドウタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Neobulgaria pura(ニカワチャワンタケ)
肉眼的形態が類似している
本種と異なり子嚢胞子表面が平滑
本種と托外被層の構造が異なり2層からなる