(仮訳)Asterostromella roseolaDendrocorticium属への転属
Baltazar, JM., Da Silveira, RMB. & Rajchenberg, M. 2013. Asterostromella roseola Bres. ex Rick is combined in Dendrocorticium (Corticiaceae, Agaricomycetes). Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.104.1.7 [Accessed October 30, 2022] 【R3-10013】2022/10/30投稿

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3行まとめ

Asterostromella roseolaのタイプ標本を検討し、Dendrocorticium属に移した。
本種のレクトタイプ標本を指定した。
本種は樹枝状糸状体と単純隔壁の生殖菌糸を有することがコウヤクタケ類としてはやや珍しい特徴であった。
Brazil, Rio Grande do Sul, Santa Maria

(新組み合わせ)

Dendrocorticium roseolum (Bres. ex Rick) Baltazar & Rajchenb.
旧名:Asterostromella roseola Bres. ex Rick
※本種のレクトタイプ標本を指定した。
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Asterostromella brasiliensis
本種より担子胞子のサイズが小さい
Asterostromella torrendii
本種より担子胞子のサイズが小さい
Dentocorticium pilatii
樹枝状糸状体を有する
生殖菌糸に単純隔壁を有する
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり”basal hyphae”に骨格結合分枝を有する
Marchandiopsis quercina
樹枝状糸状体を有する
生殖菌糸に単純隔壁を有する
本種と異なり子実体がゼラチン質である
本種と異なり担子器が2胞子性である
Dendrocorticium ancistrophylli
担子胞子が卵状~楕円形
樹枝状糸状体が帯黄色
樹枝状糸状体が僅かに厚壁
ハロシスチジアを有する
本種と異なりブラジルではなくガボンなどに分布する
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種よりシスチジアのサイズが小さい
本種と異なり生殖菌糸にクランプを有する