(仮訳)分生子果不完全菌の新属、Aurosphaeria
Lee, S-J. et al., 2009. Aurosphaeria, a novel coelomycetous genus. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000107/00000001/art00055 [Accessed March 13, 2018].
【R3-04934】2018/3/13投稿

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3行まとめ

ボリビアのアマゾン地域においてDrosera montanaから分離されたエンドファイトの一種を検討し、新属新種Aurosphaeria flaviradiansとして記載した。
本種は形態的にはHapalosphaeria属に類似していたが分生子殻や分生子柄の形態などが異なり、系統的にはStemphylium属の一種が近縁であった。
本種は液体培養下で生理活性物質のブレフェルジンAを豊富に産生した。
Bolivia, Amazon, Heath River Forest

(新種)

Aurosphaeria flaviradians Sun J. Lee, Strobel, Eisenman, B. Geary, P.N. Vargas & S.A. Strobel
語源…(属名)金色の球(分生子の色と形状から)/(種小名)黄色を放出する(培養下で産生する代謝産物の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Haplosphaeria deformans
本種と異なり分生子殻が破出性でない
本種と異なり分生子殻に房状の菌糸からなる装飾を欠く
本種と異なり分生子柄を欠く