2014年12月21日 (仮訳)オーストララシア産シクエストレート菌類 (18):熱帯~亜熱帯に産する極彩色の地下生菌、新属新種Solioccasus polychromus Trappe, JM. et al., 2013. Australasian sequestrate fungi 18: Solioccasus polychromus gen. & sp. nov., a richly colored, tropical to subtropical, hypogeous fungus. Mycologia. …. Available at: http://www.mycologia.org/content/105/4/888.short [Accessed December 18, 2014]. 【R3-01383】2014/12/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パプアニューギニアおよびオーストラリア北部の森林で見出された菌を検討し、新属新種Solioccasus polychromusとして記載した。 本種は既知の地下生菌で最も鮮やかな色をしており、子実体の外見はGautieria属に類似するが担子胞子の形態が異なっていた。 本種は主に外生菌根菌からなるBoletineaeクレードに含まれ、本種もまた外生菌根菌と考えられた。 Papua New Guinea, Kirrawa-Meru Track near Morehead River Crossing (新種) Solioccasus polychromus Trappe, Osmundson, Manfr. Binder, Castellano & Halling 語源…(属名)日没(子実体の鮮やかな黄色、桃色、橙色、帯赤橙色から)/(種小名)多色の 【よく似た種との区別】 Bothia castanella nrLSUに基づく分子系統解析で近縁(同じBoletinaeクレードに含まれる) nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(配列類似度95%) Gautieria spp. 外皮が裂けて”locule”を露出する 根状菌糸束を有する グレバが軟骨質 グレバに顕著な樹状の実質/コルメラを有する 本種と異なり子実体が明色でない 本種と異なり担子胞子がイグチ型でない