2022年2月16日 (仮訳)日本産タケ生息菌 (4):新組み合わせAstrosphaeriella aggregata Tanaka, K. & Harada, Y. 2005. Bambusicolous fungi in Japan (4): a new combination, Astrosphaeriella aggregata. Mycoscience. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1340354005704824 [Accessed February 16, 2022] 【R3-09246】2022/2/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 日本においてマダケに発生したMelanopsamma aggregataをAstrosphaeriella属に移した。 また、モウソウチクとチシマザサを本種の新宿主として報告した。 本種は培養下で、これまで知られていなかったPleurophomopsis属類似の小分生子世代を形成した。 (新組み合わせ) Astrosphaeriella aggregata (I. Hino & Katumoto) Kaz. Tanaka & Y. Harada 旧名:Melanopsamma aggregata I. Hino & Katum. 【よく似た種との区別】 Astrosphaeriella fissuristoma 形態的に類似している(本種と同種の可能性がある) 子嚢果孔口がスリット状 子嚢胞子の長さ/幅比の範囲が重なる 子嚢胞子の両端から鞘が突出する 本種と異なりタケ類ではなくヤシ類を宿主とする 本種より子嚢胞子の平均サイズが小さい Astrosphaeriella mangrovis 子嚢果孔口が長いスリット状 本種と異なりタケ類ではなくマングローブ類を宿主とする 本種より子嚢胞子が短い 本種より子嚢胞子の長さ/幅比が小さい 本種と異なり子嚢胞子の鞘が両端から突出するのではなく全体を覆う Astrosphaeriella stellata 日本に分布する 無性世代の形態が非常に類似している