2022年9月7日 (仮訳)インド、カルナータカ州のビリギリ・ランガナサスワミー・テンプル野生生物保護区の丘陵に産した無色のシンネマ形成菌の新属新種、Biligiriella indica Sengupta, S. & Dubey, R. 2021. Biligiriella indica gen. et sp. nov.- a new hyaline synnematous fungus from hills of Biligiri Rangaswamy Temple Wildlife Sanctuary, Karnataka, India. Journal of Mycopathological Research. Available at: https://www.researchgate.net/publication/355156556_Biligiriella_indica_gen_et_sp_nov-_a_new_hyaline_synnematous_fungus_from_hills_of_Biligiri_Rangaswamy_Temple_Wildlife_Sanctuary_Karnataka_India [Accessed September 7, 2022] 【R3-09853】2022/9/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、カルナータカ州において茎のリターに見出された菌を検討し、新属新種Biligiriella indicaとして記載した。 本種はメラニン化しない非頭状のシンネマを形成し、分生子形成細胞が単出芽型でフィアライドが円筒形、分生子が単生し球形であることなどで特徴づけられた。 本種は類縁のHymenostilbe属およびAkanthomyces属のうち、前者とはフィアライドの形態、後者とは分生子が単生する点が異なっていた。 Biligiri Rangaswamy Temple Wildlife Sanctuary, Karnataka, India (新種) Biligiriella indica S. Sengupta Chatterjee & Rashmi Dubey 語源…(属名)ビリギリ(+縮小辞)/(種小名)インドの ※本種は2022年9月7日現在、MycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Hymenostilbe spp. シンネマが白色 シンネマが円筒形で非頭状 シンネマが分生子形成細胞の層に覆われる 分生子が単生する 本種と異なり植物ではなく昆虫に生じる 本種と異なり分生子形成細胞が単出芽型ではなく多出芽型 本種と異なりフィアライドが円筒形ではなく短い小歯を有する Akanthomyces spp. シンネマが白色 シンネマが円筒形で非頭状 シンネマが分生子形成細胞の層に覆われる 本種と異なり植物ではなく昆虫に生じる 本種と異なり分生子が単生ではなく鎖生する