2021年4月28日 (仮訳)中国産の新属新種、Blastophragmia plurisetulosa Ma, J. et al., 2021. Blastophragmia plurisetulosa gen. & sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2021/00000136/00000001/art00012 [Accessed April 28, 2021] 【R3-08363】2021/4/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省の熱帯林において枯枝に生じた菌を検討し、新属新種Blastophragmia plurisetulosaとして記載した。 本種は分生子柄が分枝せず内生出芽的に貫生伸長し、分生子が頂部に単生し、褐色楕円形~紡錘形平滑で3隔壁を有し、頂部に1つ、基部に2-4つの小剛毛を有することなどで特徴づけられた。 Blastophragmia属および形態的に類似する属の検索表を掲載した。 中国海南省吊羅山 (新種) Blastophragmia plurisetulosa Jian Ma, L.G. Ma, X.G. Zhang & R.F. Castañeda 語源…(属名)出芽状の多細胞胞子/(種小名)多くの小剛毛の 【よく似た種との区別】 Endophragmiella spp. 分生子形成様式が類似している 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く Stratiphoromyces spp. 分生子形成様式が類似している 分生子に小剛毛を有する 本種と異なり分生子形成細胞が有限生長または数回内生出芽的に貫生伸長するのではなく密に貫生伸長を繰り返す 本種と異なり分生子が通常凝集して塊をなす Chaetendophragmia spp. 分生子形成様式が類似している 本種と異なり分生子が嘴状 本種と異なり分生子の側面に付属糸を有する 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く Teratosperma spp. 分生子形成様式が類似している 本種と異なり分生子形成細胞がアネライドである 本種と異なり分生子の側面に付属糸を有する 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く Arachnophora spp. 分生子離脱様式が同一 本種と異なり分生子に2細胞からなる”central body”を有する 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く Acrophragmis spp. 分生子離脱様式が同一 本種と異なり分生子の中心細胞において小さな瘤が輪状をなす 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く Phragmocephala spp. 分生子離脱様式が同一 本種と異なり分生子形成細胞が杯形または棍棒形 本種と異なり分生子に小剛毛を欠く