(仮訳)ブルガリアおよびバルカン半島における新産種、Boletus bubalinus
Assyov, B. & Stoykov, D. 2011. Boletus bubalinus (boletaceae). a new addition for the bolete mycota of Bulgaria and the Balkans. Comptes rendus de l’Académie bulgare des Sciences. Avaialble at: https://www.researchgate.net/publication/292901173_Boletus_bubalinus_boletaceae_a_new_addition_for_the_bolete_mycota_of_Bulgaria_and_the_Balkans [Accessed May 21, 2019] 【R3-06239】2019/5/21投稿

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3行まとめ

Boletus bubalinusをバルカン半島およびブルガリアにおける新産種として報告した。
本種はブルガリアにおいては6月から8月にかけてカバノキ属、シナノキ属、ヤマナラシ属、トウヒ属植物の樹下に発生していた。
本種はヨーロッパ諸国から知られているが、ブルガリアが大陸における既知の分布の東限となった。

(ブルガリア新産種)

Boletus bubalinus Oolbekk. & Duin
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【よく似た種との区別】
Boletus rubellus
形態的に類似している(混同のおそれがある)
傘肉が帯桃色のことがある
本種と異なり柄基部の肉が淡いサフラン色でない
本種より担子胞子の長さ/幅比が僅かに大きい
Boletus engelii
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり柄基部の肉が淡いサフラン色でない
本種より担子胞子の長さ/幅比が僅かに大きい
Boletus armeniacus
子実体の色が類似することがある
本種と異なり傘表皮が結晶に覆われる菌糸からなるという特徴を欠く
本種と異なり傘表皮の菌糸にコンゴーレッド染色性のプラークを伴う
Boletus porosporus
本種と異なり担子胞子が截断状
Boletus marekii
本種と異なり担子胞子が截断状
Boletus pruinatus
本種と異なり担子胞子表面が条線状
Boletus cisalpinus
本種と異なり担子胞子表面が条線状
Boletus ripariellus
本種と異なり担子胞子表面が条線状
Boletus fennicus
本種と異なり担子胞子表面が条線状
Xerocomus erubescens
スペインに分布する
本種と異なりオランダ、ノルウェー、スウェーデンなどに分布するのではなくスペインのみから知られている