(仮訳)Aureoboletus reticulocepsに対する新組み合わせ、Boletus reticuloceps
Wang, Q-B. & Jao, Y-J. 2005. Boletus reticuloceps, a new combination for Aureoboletus reticuloceps. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_57_0131-0136.pdf [Accessed March 22, 2020] 【R3-07157】2020/3/22投稿

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3行まとめ

中国南西部産のAureoboletus reticulocepsを、形態形質に基づきBoletus属に移した。
本種は傘が乾燥し、柄表面が網目状で、傘および柄表面にゼラチン化した被膜の名残を欠き、実質菌糸に黄金色の色素を欠くことなどに基づき転属された。
また、本種はBoletus属の他種とは傘が黄褐色で小粒状の褐色の小鱗片に覆われ、柄表面が網目状であることなどで区別された。

(新組み合わせ)

Boletus reticuloceps (M. Zang, M.S. Yuan & M.Q. Gong) Q.B. Wang & Y.J. Yao
旧名:Aureoboletus reticuloceps M. Zang
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【よく似た種との区別】
Aureoboletus thibetanus
傘表面が網目状および皺状
本種と異なり傘表面が乾性ではなく湿時強い粘性を有する
本種と異なり傘表面に被膜を有する
本種と異なり柄表面が網目状でない
Boletus mottiae
傘表面が皺状の網目状
柄表面に細かい網目を有する
本種と異なり傘が黄褐色ではなく肉桂色~肉桂褐色
本種と異なり柄表面に小粒状の小鱗片を欠く
本種より担子胞子の幅が顕著に狭い
Boletus castanopsidis
アジアに分布する
傘表面が皺状
本種と異なり中国ではなく日本などに分布する
本種と異なり傘が黄褐色ではなく帯オリーブ色
本種と異なり傘表面が無毛