(仮訳)インド・シッキム産の野生きのこの新記録、Boletus rubripes Thiers
Das, K. & Verbeken, A. 2013. Boletus rubripes Thiers, a New Record of Wild Mushroom from Sikkim (India). Taiwania. Available at: http://tai2.ntu.edu.tw/taiwania/pdf/tai.2013.58.2.136.pdf [Accessed June 8, 2014].
【R3-00792】2014/06/09投稿

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3行まとめ

インド・シッキム州で採集された、従来北米西部から知られていたBoletus rubripesを、インド新産種として報告した。
肉眼的・顕微鏡的形質を原記載やその他の記載と比較し、インド産と北米産の標本の形態が担子胞子の幅などを除きほぼ同一であることを示した。
本種と柄の色合いや味が共通する種が複数あるが、本種の柄に網目が決して現れないことや、担子胞子のサイズなどで区別された。

(インド新産種)

Boletus rubripes Thiers
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【よく似た種との区別】
Boletus calopus(アシベニイグチ)
柄が黄色および赤色を帯びる
苦味がある
本種と異なり柄に網目を持つ
本種と異なり肉が硫酸鉄で青色ではなくオリーブ緑色に呈色する
Boletus inedulis
柄が黄色および赤色を帯びる
苦味がある
本種と異なり柄に網目を持つ
本種より担子胞子のサイズが小さい
Boletus roseipes
柄が黄色および赤色を帯びる
苦味がある
本種と異なり柄に網目を持つ
本種より担子胞子のサイズが小さい