2014年1月12日 (仮訳)ウマの”brittle tail”症候群は好ケラチン菌の新属新種、Equicapillimyces hongkongensisによって引き起こされる新興感染症である Wong, S., Ngan, A. & Riggs, C., 2012. Brittle tail syndrome is an emerging infection in horses caused by a keratinolytic fungus Equicapillimyces hongkongensis gen. nov., sp. nov. Veterinary …. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378113511005347 [Accessed January 12, 2014]. 【R3-00263】2014/01/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 2004年に香港の競走馬から初めて報告されたウマの”brittle tail”症候群は、ウマの尾の毛が脆くなり、その結果、毛束が太く短くなって醜形を呈する病気である。 接種試験により、この病気が好ケラチン菌の感染により引き起こされる明らかにし、その原因菌を新属新種Equicapillimyces hongkongensisとして記載した。 分子系統解析の結果、本種はフンタマカビ綱菌類のクレードに含まれたが、その中で独自の系統をなした。 香港沙田香港賽馬会沙田馬場 (新種) Equicapillimyces hongkongensis 語源…馬の毛の菌/香港産の 【よく似た種との区別】 Ceratocystiopsis spp. 一部の形態形質が類似している 子嚢果に短い頸部を持つ 子嚢胞子が鎌形 複数の遺伝子に基づく分子系統解析でいずれも遠縁 Trichophyton equinum var. equinum ウマの皮膚糸状菌として知られている ニコチン酸要求性を持つ