(仮訳)Metzgeria furcataを宿主とする新種Bryocentria hypothallina
Nordén, B. et al., 2015. Bryocentria hypothallina (Hypocreales) – a new species on Metzgeria furcata. Ascomycete.org …. Available at: http://www.nina.no/archive/nina/PppBasePdf/Open%20Access-artikler%5C2015%5COA%20Gull%5CNord%C3%A9n%20Bryocentria%20Ascomycete%207%204%202015.pdf [Accessed October 21, 2015].
【R3-02304】2015/10/21投稿

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3行まとめ

フランス、ノルウェー、およびスペインにおいて苔類の一種、Metzgeria furcataに発生した菌を検討し、Bryocentria hypothallinaとして新種記載した。
本種は感染した宿主に漂白の症状を起こし、子嚢果は初め葉状体の裏面に生じ、のちに葉を穿孔する性質を有していた。
また、本種は子嚢胞子に微小なシアノフィリックの疣状装飾を有することなどでも特徴づけられた。
Norway, Rogaland, Strand, Rag

(新種)

Bryocentria hypothallina B. Nordén, Gardiennet, Priou & Döbbeler
語源…葉状体の下の(子嚢果が生じる位置から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Bryocentria metzgeriae
同じMetzgeria furcataを宿主とする
葉状体を穿孔する性質を有する
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子が狭楕円形ではなく紡錘形
本種と異なり子嚢胞子にシアノフィリックの帯を有する