2018年2月3日 （仮訳）パイナップル科植物から分離されたシロキクラゲ科酵母の新種、Bullera vrieseae Landell, MF. et al., 2015. Bullera vrieseae sp. nov., a tremellaceous yeast species isolated from bromeliads. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: http://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.000285 [Accessed February 4, 2018]. 【R3-04819】2018/2/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ブラジルにおいてパイナップル科植物（インコアナナス属2種およびハナアナナス属1種）のファイトテルマータおよび葉から分離された酵母を検討し、Bullera vrieseaeとして新種記載した。 本種はITS+D1/D2に基づく分子系統解析でBullera属2種と近縁であった。 本種はmeso-エリトリトールおよびL-ソルボースを資化不能であり、D-グルコサミンを資化可能であることなどでそれらの種と区別された。 Serra da Piedade, Caeté, Minas Gerais state, Brazil （新種） Bullera vrieseae M.F. Landell, L.R. Brandão, S.V. Safar, F.C. Gomes, C.R. Félix, A.R. Santos, D.M. Pagani, J.P. Ramos, L. Broetto, T. Mott, M.H. Vainstein, P. Valente & C.A. Rosa 語源…インコアナナス属の 【よく似た種との区別】 Bullera miyagiana ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなく日本などに分布する 本種と異なりインコアナナス属ではなくモミ属植物などから分離される 本種と異なりmeso-エリトリトールを資化可能 本種と異なりD-グルコサミンを資化不能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bullera sakaeratica ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくタイなどに分布する 本種と異なりインコアナナス属ではなくSeteria pallide-fuscaおよびUrena lobataなどから分離される 本種と異なりmeso-エリトリトールおよびL-ソルボースを資化可能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される