(仮訳)ブラジルのセラードに産した新種、Caliciopsis sambaibae
Bezerra, JL. et al., 2020. Caliciopsis sambaibae sp. nov. from the Brazilian Cerrado. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2020/00000135/00000001/art00003 [Accessed June 13, 2020] 【R3-07405】2020/6/13投稿

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3行まとめ

ブラジル、ピアウイ州においてDavilla ellipticaの葉に病斑を生じた菌を検討し、Caliciopsis sambaibaeとして新種記載した。
本種は子嚢殻の1/3の中央部分に痕があり、基部が膨大することなどで特徴づけられた。
また、本種は葉表面に黒色の子座を形成し、子嚢殻および分生子殻がそこに挿入されていた。
Brazil, Piauí, Piracuruca

(新種)

Caliciopsis sambaibae J.L. Bezerra, M.P. Melo & Beserra
語源…サンバイバ(宿主の現地名)の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Caliciopsis arrhiza
本種と異なり子嚢殻孔口の1/3の中央部分または頂部付近に痕を有するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢殻孔口が二叉分岐するという特徴を欠く
本種と異なり分生子殻が植物組織に埋生するという特徴を欠く
Caliciopsis confusa
本種と異なり子嚢殻孔口の1/3の中央部分または頂部付近に痕を有するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢殻孔口が二叉分岐するという特徴を欠く
本種と異なり分生子殻が植物組織に埋生するという特徴を欠く
Caliciopsis beckhausii
分生子殻が基部の子座に挿入された状態で集まりをなして生じる
本種と異なり子嚢殻孔口の1/3の中央部分または頂部付近に痕を有するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢殻孔口が二叉分岐するという特徴を欠く