(仮訳)ブラジルにおいてSyagrus schizophyllaに生じた新種、Camarotella brasiliensis
De Souza, CAP. et al., 2008. Camarotella brasiliensis sp. nov. (Phyllachoraceae) on Syagrus schizophylla (Arecaceae) from Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.academia.edu/download/45104591/CamarotellaMycotaxon313souza7-194FinalDianese.pdf [Accessed August 15, 2017].
【R3-04302】2017/08/15投稿

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3行まとめ

ブラジル、バイーア州およびセルジッペ州においてSyagrus schizophyllaの葉に発生した菌を検討し、Camarotella brasiliensisとして新種記載した。
本種は子嚢胞子が顕著な紡錘形で多数の油滴を含むことなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは子嚢の形状と幅、子嚢胞子のサイズおよび鞘の有無などが異なっていた。
Brazil, Bahía, Municipality of Valença

(新種)

Camarotella brasiliensis C.A.P. Souza, Vitória, J.L. Bezerra, Inácio & Dianese
語源…ブラジル産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Camarotella acrocomiae
同じヤシ科植物を宿主とする
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子が長紡錘形ではなく楕円形~長楕円形で両端が鈍頭
Camarotella costaricensis
同じヤシ科植物を宿主とする
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子が長紡錘形ではなく紡錘状で両端が尖る
Oxodeora spp.
子座が線状に配列する
子座が葉の表皮を破って生じる
本種と異なり子嚢胞子表面に広い不規則形の畝を有する
Coccostromopsis spp.
本種と異なり子座の外層が幼時帯黄色
本種と異なり子座がゼラチン質