(仮訳)ブラジル、ペルナンブーコ州産の新種、Cantharellus aurantioconspicuus
Wartchow, F., Buyck, B. & Maia, LC. 2012. Cantharellus aurantioconspicuus (Cantharellales), a new species from Pernambuco, Brazil. Nova Hedwigia. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/schweiz/novh/2012/00000094/00000001/art00006 [Accessed July 21, 2020] 【R3-07521】2020/7/21投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州の大西洋岸森林で採集された菌を検討し、Cantharellus aurantioconspicuusとして新種記載した。
本種は子実体が中型、傘が常に橙色で脈間襞を欠き、担子器がほとんどの場合6胞子性であることなどで特徴づけられた。
本種はC. guyanensisとは特に顕微鏡的形態が類似していたが、形態的に異なっていた。
Brazil, Pernambuco, Igarassu, Refúgio Ecológico Charles Darwin

(新種)

Cantharellus aurantioconspicuus Wartchow & Buyck
語源…橙色の目立つ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cantharellus guyanensis
南米に分布する
顕微鏡的形態が非常に類似している
本種と異なりブラジルではなくガイアナ、仏領ギアナなどに分布する
本種より子実体のサイズが常に小さい
本種より子実体が帯紫橙色を帯びる
本種と異なり傘縁部が強く内側に巻く
本種と異なり襞の幅が広いのではなく狭い
本種と異なり襞が帯黄色
本種と異なり襞が脈状でないのではなく強い脈状
本種と異なり柄が傘とほぼ同色
本種と異なり柄が中空
本種より担子胞子の幅が広い
本種より担子胞子のQ値平均が小さい
本種ほど担子胞子の向軸側が窪まない
本種より傘表皮の末端細胞が通常顕著に短い
本種と異なり傘表皮の末端細胞が薄壁ではなく厚壁