(仮訳)日本の常緑広葉樹林に産した特異な新種、Cantharellus cyphelloides
Suhara, H. & Kurogi, S. 2015. Cantharellus cyphelloides (Cantharellales), a new and unusual species from a Japanese evergreen broad-leaved forest. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-015-1079-2 [Accessed June 17, 2015].
【R3-01993】2015/07/09投稿

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3行まとめ

宮崎県の常緑広葉樹林において土壌および岩上に群生したフウリンタケ型の菌を検討し、Cantharellus cyphelloidesとして新種記載した。
本種は他のアンズタケ属菌と異なり、脈状の子実層托が傘の上面に形成されるという特異な性質を有していた。
nrLSUに基づく分子系統解析で、本種はCinnabarinus亜属のクレードに含まれたが、従来の亜属概念とは一致しない形質もあった。
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣 照葉大吊橋付近

(新種)

Cantharellus cyphelloides Suhara & S. Kurogi
語源…フウリンタケ型の(子実体の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cantharellus diminutivus
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁