(仮訳)Cyanopsis tetragonolobaに茎腐病を引き起こすコウヤクタケ目の新属、Capillosclerotium
Devi, TP. et al., 2013. Capillosclerotium, a new genus in the order Corticiales causing Stem rot of Cluster Bean (Cyanopsis tetragonoloba L.). Journal of Mycopathological Research. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Deeba_Kamil2/publication/281405700_Capillosclerotium_a_new_genus_in_the_order_Corticiales_causing_Stem_rot_of_Cluster_Bean_Cyanopsis_tetragonoloba_L/links/5722ec0308ae262228a5f614.pdf [Accessed August 15, 2017].
【R3-04304】2017/08/16投稿

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3行まとめ

インド、グジャラート州において茎腐病のCyanopsis tetragonolobaから分離された菌を検討し、新属新種Capillosclerotium indicumとして記載した。
本種は胞子を形成せず、菌糸体が藁色で、黄金色~橙色の球形で表面が毛状の菌核を形成し、菌糸にクランプを有することなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析で、コウヤクタケ目クレードの付近に独自の単系統群を形成した。
Experimental field of Anand Agricultural University, Anand, Gujarat, India

(新種)

Capillosclerotium indicum Prameela & Deeba
語源…(属名)毛状の菌核/(種小名)インドの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rhizoctonia spp.
無性胞子を形成しない
菌糸の分岐部の新しい菌糸が生じる付近に隔壁を生じる
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と菌核のサイズが異なる
本種と菌核の色が異なる
本種と菌糸のクランプの形態が異なる
本種と菌糸の分岐様式が異なる
本種と菌糸の数珠状細胞の形態が異なる
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される