2020年6月9日 (仮訳)韓国においてQuercus variabilisに生じた新種Ceratocystis quercicola Cho, S-E. et al., 2020. Ceratocystis quercicola sp. nov. from Quercus variabilis in Korea. Mycobiology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/12298093.2020.1766649 [Accessed June 9, 2020] 【R3-07393】2020/6/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国江原道江陵市の森林においてコナラ属樹木に生じた菌を検討し、Ceratocystis quercicolaとして新種記載した。 本種はC. ficicolaに最も系統的に近縁であったが、子嚢果およびその頸部、子嚢胞子などのサイズが小さい点などが異なっていた。 本種は韓国から初めて新種記載された本属菌であり、接種試験では病原力が非常に弱いことが示された。 韓国江原道江陵市 (新種) Ceratocystis quercicola D. Hyeon Lee, S.E. Cho, Marinc., M.J. Wingf. 語源…コナラ属に生息する 【よく似た種との区別】 Ceratocystis ficicola アジアに分布する BT1+TEF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国ではなく日本などに分布する 本種と異なりコナラ属ではなくイチジク属植物などを宿主とする 本種より子嚢果のサイズがずっと大きい 本種より子嚢果の頸部が長い 本種より孔口毛が長い 本種より子嚢胞子のサイズが大きい BT1+TEF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される