(仮訳)Neomarica caeruleaの葉に斑点を生じた新種、Cercospora neomaricae
Macedo, DM. & Barreto, RW., 2008. Cercospora neomaricae sp. nov. causing leaf spots on Neomarica caerulea. Australasian Plant Pathology. Available at: http://www.springerlink.com/index/762604L56524J248.pdf [Accessed March 12, 2017].
【R3-03833】2017/03/13投稿

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3行まとめ

ブラジルにおいてNeomarica caeruleaの葉に斑点を生じた菌を検討し、Cercospora neomaricaeとして新種記載した。
本種は分生子が倒棍棒形~類円筒形で6-16隔壁を有することなどで特徴づけられた。
接種試験により本種の宿主に対する病原性を示した。
Itaipava, Petrópolis, Rio de Janeiro, Brazil

(新種)

Cercospora neomaricae Macedo & Barreto
語源…Neomarica属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cercospora iridis
ブラジルに分布する
同じアヤメ科植物を宿主とする
本種と異なりメキシコ、ネパールにおける分布が知られている
本種と異なりNeomarica属ではなくアヤメ属植物を宿主とする
本種と病斑の形態が異なる
本種より分生子柄が一様に短い
本種より分生子の幅がずっと狭い
本種と異なり分生子が倒棍棒形、円筒形、糸状ではなく倒棍棒状針形
Cercospora apii
本種と異なり広範な植物を宿主とする
本種と病斑の形態が異なる
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が倒棍棒形、円筒形、糸状ではなく針形