(仮訳)ブラジル・アマゾンに産した新種Ceriporia amazonicaおよびブラジル新産種C. albobrunnea
Soares, AMS. et al., 2014. Ceriporia amazonica (Phanerochaetaceae, Basidiomycota), a new species from the Brazilian Amazonia, and C. albobrunnea, a new record to Brazil. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.175.3.9 [Accessed October 22, 2020] 【R3-07799】2020/10/22投稿

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3行まとめ

ブラジル、アマパー州で採集された菌を検討し、Ceriporia amazonicaとして新種記載した。
本種は孔口面が新鮮時鮭肉色で、担子胞子が本属で最も小型であることなどで特徴づけられた。
また、ブラジル新産種としてC. albobrunneaを報告し、新熱帯産の本属菌の検索表を掲載した。
Brazil, Amapá, Amapá National Forest

(新種)

Ceriporia amazonica Soares, A.M.S.; Sotão, H.M.P.; Ryvarden, L.
語源…アマゾンの
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【よく似た種との区別】
Ceriporia spissa
新熱帯に分布する
子実体の色が類似している
シスチジアを欠く
本種と子実体の色が異なる
本種より孔口のサイズが小さい
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子がソーセージ形
Ceriporia incrustata
新熱帯に分布する
担子胞子のサイズが類似している
シスチジアを欠く
本種と異なり子実体が新鮮時鮭肉色、乾燥時肉桂色~帯褐色なのではな黄褐色
本種より孔口のサイズが小さい
Ceriporia microspora
新熱帯に分布する
担子胞子のサイズが類似している
シスチジアを欠く
本種と異なり子実体が新鮮時鮭肉色、乾燥時肉桂色~帯褐色なのではな白色
本種より孔口のサイズが小さい
Ceriporia ferrugineocincta
新熱帯に分布する
シスチジアを欠く
本種と異なり子実体が新鮮時鮭肉色、乾燥時肉桂色~帯褐色なのではなく新鮮時クリーム色~淡褐色、乾燥時肉桂色
本種より孔口のサイズが小さい
本種と異なり孔口が角形ではなく円形

(ブラジル新産種)

Ceriporia albobrunnea Ryvarden & Iturr.
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【よく似た種との区別】
Ceriporia alachuana
新熱帯に分布する
シスチジアを欠く
本種より孔口のサイズが小さい
本種と異なり孔口が角形ではなく円形
本種より担子胞子の幅が広い
本種と異なり担子胞子が円筒形ではなく僅かに長楕円形~円筒形