(仮訳)ブラジル新産種、Ceriporia spissa
Coelho, G. et al., 2005. Ceriporia spissa (Schwein. ex Fr.) Rajchenb. (Basidiomycota): first record from Brazil. Biociências. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Gilberto_Coelho3/publication/277831862_Ceriporia_spissa_Schwein_ex_Fr_Rajchenb_Basidiomycota_first_record_from_Brazil/links/58ae4198aca2725b540de221/Ceriporia-spissa-Schwein-ex-Fr-Rajchenb-Basidiomycota-first-record-from-Brazil.pdf [Accessed December 29, 2019] 【R3-06906】2019/12/29投稿

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3行まとめ

ブラジル、リオグランデ・ド・スル州からCeriporia spissaをブラジル新産種として報告した。
本種は子実体が明るい橙赤色で、担子胞子がソーセージ形、菌糸にクランプを欠くことなどで特徴づけられた。
ブラジル産Ceriporia属菌の検索表を掲載した。

(ブラジル新産種)

Ceriporia spissa (Schwein. ex Fr.) Rajchenb.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pycnoporellus spp.
木材腐朽菌である
子実層面が赤橙色
菌糸構成が1菌糸型
生殖菌糸にクランプを欠く
本種と異なりヨーロッパ、アジア、ニュージーランド、南北アメリカ大陸ではなく北半球に分布する
本種と異なり白色腐朽菌ではなく褐色腐朽菌である
本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく長楕円形~円筒形
Ceriporia purpurea(ムラサキアナタケ)
ブラジルに分布する
担子胞子がソーセージ形
本種と異なり孔口面が新鮮時帯赤褐色なのではなく帯紫色
本種より孔口のサイズが大きい
本種より担子胞子のサイズが大きい