(仮訳)中国南西部産の新種、Chaetospermum malipoense
Tan, X-M. et al., 2014. Chaetospermum malipoense sp. nov. from southwest China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00022 [Accessed December 29, 2022] 【R3-10193】2022/12/29投稿

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3行まとめ

中国雲南省においてCoelogyne leucanthaの根からエンドファイトとして分離された菌を検討し、Chaetospermum malipoenseとして新種記載した。
本種は分生子果に剛毛を有し、分生子が大型で両極に付属糸を有することなどで特徴づけられた。
本種のITS領域の塩基配列はEfibulobasidium albescens、nrSSU領域の塩基配列はC. camelliaeとの相同性が最高であった。
中国雲南省文山チワン族ミャオ族自治州麻栗坡県

(新種)

Chaetospermum malipoense X. M. Tan & S. X. Guo
語源…麻栗坡産の
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【よく似た種との区別】
Chaetospermum setosum
分生子果に剛毛を有する
nrSSUの塩基配列が類似している
本種と異なり分生子果の剛毛に隔壁を欠くのではなく1-2つを有する
Chaetospermum camelliae
分生子の形態が類似している
本種より分生子のサイズが小さい